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自転車ツーキニストはEDにご用心!?

特に若い男性を中心に自転車で通勤する人が増えています。人力で走る自転車は、電力もガソリンも使わないため地球環境にやさしいだけでなく、健康増進・体力強化にもつながります。エコと健康、ダイエットを同時にかなえる手段としてとても人気となっているようです。

足の筋肉や腹筋が鍛えられ、外見がしまって良くなるだけでなく、下半身の強化によって勃起力も高まるのでは…と期待する人もいますが、実は、勃起に関しては逆効果になるのではと危惧されています。長時間にわたりサドルに股間をすりつけることを繰り返すと、EDの原因となり男性器に良くないようです。

股間をすりつけ続けると、血流が悪くなる!

自転車に乗ることは、血行促進にもなりストレス解消にもつながりますので、生活習慣病の予防効果・改善効果があると言えます。ただし、ペニスに関しては必ずしもそうとは言い切れません。股間がサドルで圧迫されるため血液の循環が悪くなり、「器質性ED」になってしまう可能性があるのです。器質性EDとは、動脈硬化など血管の障害や神経の障害によって、物理的に勃起ができにくくなることにより起こるものです。

ママチャリのような素人向けのものではなく、スポーツタイプの、前傾姿勢で乗る自転車がEDになりやすいといわれます。ペニスの付け根と肛門の間の「会陰」(えいん)の部分が圧迫され血流が阻害され、ペニス全体がこすり続けられるため、勃起にかかわる神経や血管を傷めやすくなります。通勤に使うツーキニストの場合、長い人の場合では1時間~2時間後の間ずっと圧迫し続け、しかもそれを毎日行うため、リスクが高いと言えます。

また、マウンテンバイクなどで山道やデコボコな場所でのサイクリングを楽しむのも、勃起に悪影響を及ぼす危険性があります。ジャンプなどで強い衝撃が股間に加わると、血管が切れてしまう恐れもあります。

EDにならない乗り方とED対策

米国では既に300万人もの「サイクリングED」がいるとも言われています。とはいえ、自転車に乗るすべての人がなるわけではありません。長時間乗ることが一番のリスクで、1日2時間以上乗る人は注意しなければならないとされています。また、最近では会陰部が当たるサドルの真ん中部分に割れ目やくぼみがつけられたものが登場しています。陰部を圧迫しにくくなるため、ED予防に効果があるとされています。

それでも、EDになってしまった場合には、バイアグラの力を借りるしかありません。専門クリニックを受診して処方してもらうと良いでしょう。簡単な問診だけですぐに処方してもらえますので、心配はいりません。自転車で鍛えた下半身をベッドで活用できなければもったいないです。気楽に受診しましょう。

長時間自転車に乗り続けると、EDになってしまうリスクがあります。1日に乗る時間を短くしたり、ED予防用のサドルを使うなどして気をつけましょう。股間を守ることも大切です。

■参考サイト:
「自転車ED」にご用心!/All About