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40代のEDは心臓発作の前兆!?

「更年期」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?「中年女性がかかるもの」というイメージが強いと思いますが、今では「男性の更年期」も注目されています。

40代から60代にかけて、集中力や気力の低下、生殖機能の低下などが主な症状としてあげられますが、その中でも性機能の低下は将来的な心臓発作のリスクを高めるかもしれません。アメリカのメイヨークリニックの研究チームが発表した内容を紹介しましょう。

40代のED

今では40代でEDを発症される方も少なくありません。「生活習慣が良くない」「強いストレスを抱えている」などが原因で、性機能が著しく低下することもあるでしょう。この時、「年齢的なものかな」や「仕方ない」と考える男性も多いと言えます。あるいは「これが噂の男性の更年期か?」と考えるだけで、具体的な対処法に取り組まない方が多いでしょう。

ところがアメリカの研究チームによると、40代のEDで10年以内に心臓発作を発症するリスクは、EDではない40代の男性と比べて「50倍以上」も高くなると発表しています。なお、50代や60代のED患者の場合、心臓発作のリスクが高くなるという結果は出ませんでした。

つまり「40代」という年代が大きなポイントになってきます。なぜ40代なのでしょうか?研究チームはこう推測しています。

ペニスの血管は影響を受けやすい可能性がある

心筋梗塞などの心臓病は、心臓に十分な血液が供給されないために発症します。生活習慣などが原因で血管内に血栓が出来てしまい、動脈硬化などで「十分な血液が送れない」と考えてください。

これは勃起でも同じです。ペニス内の血管に十分な血液が行き渡れば勃起しますし、血流量が少なければ固く勃起することは出来ません。

そしてここがポイントなのですが、心臓の大動脈とは違い、「ペニスの血管は細くて小さい」と言えます。

大動脈に血栓が出来て詰まるまでには時間がかかります。したがって心臓発作を発症するまでには何年、あるいは何十年もかかることになります。つまり将来的に心臓発作のリスクがあっても、その段階では気付かない男性が多いということです。一方、ペニスの血管は細くて小さいため、生活習慣などの影響を心臓よりも受けやすいと言えるでしょう。

つまり「このまま行けば心臓発作になりますよ~」という暗示を、「ED」という形で教えてくれているわけです。

それこそが40代のEDの怖い点です。50代や60代のEDは年齢による部分が大きいため、「心臓発作とは関係が薄い」と研究チームは説明しています。軽く考えると大変なことになる可能性もありますので、「あれっ?EDかな?」と思ったら迷わず専門医に相談するようにしておきましょう。

「40代のEDは将来的な心臓発作の可能性を秘めている」という研究を紹介しました。「年齢的なものかな…」と軽く考えるのではなく、やはり専門医に相談することが改善の近道です。もちろん日頃の生活習慣を見直したり、運動するなども効果的です。とくに運動はストレス発散にもなるため、まずは軽い運動から取り組んではいかがでしょうか?


参考サイト:
http://diamond.jp/articles/-/5352?page=2