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サウナと長風呂で精子はクタクタ!?

ストレス解消には、ゆったりとお風呂に浸かるのも効果があります。最近では、家庭用のサウナもありますので自宅で楽しむ人もいるでしょう。サウナにも心をなごませる効果があるといわれます。ラブホテルの中にも、ドライサウナやスチームサウナのついた部屋を用意しているところもあります。ふたりでサウナに入り汗を流してベッドでも汗を流す…そんな楽しい時間を過ごすのはいいことでしょう。

しかし、睾丸には「35度問題」があります。精子は熱に弱いという性質がありますので、長時間にわたって熱い環境にさらされると、死んでしまいます。サウナも長風呂も、精子にとっては地獄風呂なのです。

サウナもお風呂も精子のガマンの限界を大きく超えている!?

精子にとって心地よい温度は、35度。体温よりも少し低めです。一般的なお風呂のお湯の温度は41度~42度程度。サウナの場合は70度以上、高いところだと100度に近いこともあります。サウナではイスも熱々になっています。50度、60度ということもあるでしょう。そんなところに、素っ裸で生の睾丸をさらすわけです。陰嚢(いんのう)は熱い焼きゴテを当てられたように苦痛を感じているはず。

精子にとっては、とてもガマンできる温度ではありません。人間の体の方ではなんとか耐えられても、睾丸はとっくにへとへとになっているのです。短い時間であれば何とか耐えられるものの、長時間になれば息絶えてしまうものもいるでしょう。もはやガマンの限界などとっくに過ぎてしまっているのです。

長湯をすれば、睾丸はヘロヘロになっている!?

長くお湯に浸かるのは筋肉の疲労をとるのにも、精神面でのストレスを解放するのにも良いことですが、こと、睾丸に限って言えば、とても良くないことです。冬など体が冷えているときには、つい長風呂になりがちです。体の芯まで熱が行き渡るのには時間がかかります。体外にある陰嚢の方はとっくに温まっているのに、内部が温まらないために、人は「もう少し」と長く浸かってしまい、結果として睾丸はずっと高熱にさらされるのです。

これを避けるためには、風呂に入る前に体を温めておく必要があります。冷えにくい衣料を身につけたり、入浴前に運動をして体を温めたりすると良いでしょう。トウガラシなどのホットな食べ物も効果があるといわれます。

また、お風呂やサウナから上がったときには、睾丸を冷却すると良いでしょう。サウナには水風呂がセットになっていることがありますが、温まった体を水で一気に冷やせば、睾丸もほっと一息つくことができます。水風呂にはいらなくても、睾丸に向けて冷たいシャワーを当てるのも良いでしょう。20度~30度程度の水をかければスッキリするはずです。お風呂の後に陰嚢を冷やすのは、古来「金冷法」と呼ばれ、勃起力を高めるのに効果があるとされる鍛錬法でもあります。

睾丸はお風呂やサウナが苦手です。長くつかると精子にとてそれこそ生死にかかわります。長風呂は控えて、入浴後には、水で冷やすと良いでしょう。